紅梅の古木の時のながれゆく
沢庵を噛めば二月の音すなり 木村甲鳥
正月を迎えたと思ったら早2月です。冒頭にあげた俳句は木村甲鳥さんの句です。二月の季 節を感じられる句ですね。沢庵をかじった時の音と歯ごたいとが感じられますね。二月の花というと梅ですね。散歩しに行く梅小路公園の中に梅の木が多くあります。先日行った時には蕾が少し大きくなっていましたが未だ開花していませんでした。二月半ばになればあちらこちらで梅の開花が伝えられるでしょう。楽しみに待っています。私は北海道出身で道北の名寄に住んでいたことがあります。一番気温が下がった時の気温はマイナス三十七度でした。本当に寒かったです。寒さに完全に武装してマスクをして外出しても寒さがジンジンと身に伝わってきます。マスクから漏れた息が睫毛にあたり、そこにつららのように氷つき、前を人が歩いているかのように見えました。毎日マイナス三十度以下の日が続き大変でしたが今は懐かしい思い出です。京都の底冷えも、とても厳しい寒さです。
聖書にも雪という言葉が出てきます。「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる」(イザヤ1章18節)。私たちがいかに罪を犯し、悔やみ、反省し落ち込んでいてもイエス・キリストが自分の身代わりとなって私たちのすべての罪を担って十字架にかかって死んでくださった事を信じ受け入れる時、神は一切の罪を赦してくださるのです。たとえどんなに罪が緋のように赤くても、イエスの十字架による救いの御業によって一切の罪を赦し雪のように白くしてくださるのです。イエス・キリストにある救いと平安と慰めをイエス様からいただきましょう。キリスト教会ではあなたのおいでをお待ちしています。
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