ソロモン王に学ぶ人生訓

投稿日時 2013-07-01 00:00:00 | カテゴリ: メッセージ

  イスラエルで三番目に王となったソロモンという人物がいます。

 彼は有名なダビデの子として生まれ、王となった人物です。神様から特別な知恵が与えられ、周りの国々は父ダビデによって平定され当時は強力なイスラエルの国の王でした。外国との貿易によって、経済的に豊かな国であり、王でした。神殿を建て、自分のために多くの資材と年数を掛けて宮殿を建てました。彼の知恵を聞くため、はるばる遠いシバの女王が尋ねてくるほど特別な知恵を持っていました。聖書にソロモンの宮殿は食器は金でできており、銀は軽んじられていたと記されています。彼には七百人の王妃と三百人のそばめがいたと聖書は記しています。強力で豊かな国の最高の権力者であり、何でもする事ができた人物です。人間的に見て、彼は幸福な人間に見えます。しかし、彼は彼の書いた伝道者の書に次のように記しています。「私はまた、銀や金、それに王たちや諸州の宝も集めた。私は男女の歌うたいをつくり、人の子らの快楽である多くそばめを手に入れた。私は、私より先にエルサレムにいただれよりも偉大な者となった。しかも、わたしの知恵はわたしから離れなかった。私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが私のすべての労苦による私の受ける分であった。しかし、私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ益になるものはない。」(伝道者の書2章8〜11節) ソロモン王は自分のなしてきたことについて「空の空。伝道者は言う。すべては空」と述べています。そして私たちに警告を与えています。「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。災いの日が来ないうちに、また『何の喜びもない』という年月が近づく前に。」(伝道者の書12章1節)と語っています。そして最後に結論として「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。」(伝道者の書12章13,14節)と語っています。私たち人間が作った神ではなく、私たちを創造された真の神を知り、恐れ敬い、神から遣わされた真の神の御子、イエス・キリストをあなたの救い主として信じて救いにあずかり、有意義な人生を歩む者になりませんか。

 あなたの一生の終わりのときに悔いを残さないために今、イエス・キリストにある救いと安らぎに満ちた歩みにあずかり、やがて神の御前に立つ者としての備えをする者となりましょう。






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