11月28日週報より フィラデルフィヤ(兄弟愛の意味)

投稿日時 2010-11-28 20:13:09 | カテゴリ: メッセージ

 今日からクリスマスまでアドベント(待降節)です。アドベントは、重要人物、事件の到来、出現という意味で、それが神の子到来として、クリスマス直前の主日から数えて4週前の主日に始まってクリスマスに至る、教会歴上のシーズンを表す言葉となってのです。
 13世紀以来、西方教会(ローマを中心とした)では、ベントの第一の主日を教会歴の一年の初めとしている教会が多いようです。
 アドベントは、ただキリストの誕生を迎える準備期間に留まらず、キリスト教信仰の締めくくりともなるキリストの再臨の備えを特に強調する信仰の訓練期間でもあるのです。私たちはキリストのご降誕を迎える備えをするとともに再臨の主を迎える終末的な緊張感をもって祈り備えをしていきましょう。
 この期間教会堂の講壇の前に4本のローソクを立て、4週にわたって一本づつローソクに添加して4本全部のローソクに火が灯されたときにクリスマスを迎えるようにします。(本来はカドバント・クランツと言って丸い輪にローソクを立てるのですが、当教会では違います)。またアドベント・リースという輪型の飾りをドアや壁、窓に飾ります。アドベントの第一日から1月6日の顕現日までがクリスマス・シーズンとされていますから、この期間飾ります。
 クリスチャンホームにおいては門松や注連縄をつけないで、このリースを残しておいて、お正月の飾りとしてもよいと思います。この輪は十字架につけられた主イエスにかぶらされたいばらの冠から来たものと伝えられています。






唐橋神愛キリスト教会にて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://ag-karahashi.com

このニュース記事が掲載されているURL:
https://ag-karahashi.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=19